皆さんこんにちは。
関東地方では春一番も吹き春が近づいているようです。
寒さがひと段落したということですが、今度は花粉シーズンがやってきますね。
だんだんと温かくなってくると、春に向けて多肉の手入れをどうしていこうかなとか、置き場所を変えてみようかなと考えてしまいます。
昨秋たくさんの葉挿しを作りました。
葉挿しの記事はタイトルに【葉挿し】とつけてあります。
過去の記事をぜひご覧いただきたいのですが、だんだん大きくなってきた葉挿しの冬の寒さ対策は全くしませんでした。
鉢植えで管理している多肉たちは最小限の対策で乗り切ることにしました。
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しかし種まきトレーで管理していた葉挿したちには、不織布すらかけない完全放置での冬を迎えさせるというスパルタ方式をあえてとってみました。


種まきトレーにブレンド土を入れていますが、いつも私が使用している3種のブレンド土ではさすがに栄養面でも根張りに関しても葉挿しでは向いていないので上の方は種まきの土を混ぜています。
種まきの土は主にプラグトレーなどで種をまくときに使用する細かい土です。
これを使用している理由は、種から成長していくための栄養素が配合されていることと、粒子の細かい土のおかげで葉挿しの細い根でも成長しやすいことがあげられます。
実際のところ花用の培養土でも問題ないです。
あくまでプチ家庭菜園用で買っている種まきの土を余らないように活用しているのでこれでなければだめということではないです。
土に関してはこちらの記事をぜひ見てください。
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現在の葉挿しの状態
上の写真を見る限りうまく成長できています。
ちなみにマイナス7℃ぐらいになった日もありましたが完全放置の状態でした。
雨ざらしになる場所では管理していませんが、雨風が強い日が何回かありました。
その状態でも耐えて成長できていることを考えるとかなり丈夫に育っているということになります。

朧月は比較的寒さに強い品種と言われています。
葉挿しの中では私の経験上、グラプト系が一番成長が早く管理も楽です。
エケベリアは葉挿しにしてから根が出るの早いのですが、葉が成長するのがグラプト系よりも遅いことが多いです。
エケベリアの方が個体に対しての葉の枚数が多いからなのかもしれないです。
グラプト系は上に上に伸びていくので見た目的にも育っている感じに見えます。

この大きさでもしっかり紅葉してブロンズ姫らしい状態になっていますね。
ブロンズ姫も日差しをしっかり当てなかったり、肥料過多、水やりし過ぎで管理する徒長して色も赤くならず黄緑になったりします。
全ては管理次第ということになりますが、過保護にしすぎてもダメということを再確認しました。
冬の葉挿しの水やりはどれぐらいの頻度?
かなり気になるところかと思います。
12月になってからは月に1回程度しかあげていません。
通常の多肉の3種ブレンドと違い、上の方には種まきの土(培養土)があるのである程度保水力がある状態です。
あまり保水される土で水やりをしてしまうと、夜寒くなったときに凍ってしまう可能性があるために水やりがとても難しくなります。
寒い時期以外の葉挿しであれば、ホースの先端をシャワーにして軽く表面が濡れるような感じで軽く水やりを1週間に1度ぐらいしていれば十分です。
冬の時期はあたたかいできれば午前中にしっかりめに水やりをしました。
その際鉢植えやトレーを少し斜めにして水がしっかり切れる状態を作ります。
平らにしているとそこの方にたまっていた水が凍ってしまうかもしれないので注意です。
そもそも次の日がものすごく寒い日は水やりNGと思ってください。
頻度で言うと月に1度ぐらい、葉挿しは元葉が残っていればそこから水分と養分をもらえるので実際には水はいりませんが、根が成長する促進と考えて水やりはたまにする感じです。
元葉がないのであれば、触ってシワシワになっていれば水やりのサインというのは普通の大きさの多肉と同じです。
あげすぎて枯れる頻度でなければ葉挿しはあまりシビアに考えなくて大丈夫です!
あとがき
葉挿しにしてからもう少しで半年ぐらいになる葉挿しの状態を見ていただきました。
置き場所の都合や管理方法で成長スピードはかなり変わると思います。
早く成長をさせるような行動は一切取っていません。
むしろ枯れなければオッケーぐらいのラフさで管理しているので皆さんの参考になるかはわかりません。
春になって別な鉢に植え替えるか現在悩み中です。
トレーのまま管理するなら肥料なども与えて大きくしていく段階になりますので少し考えてみます。
次の葉挿しを作って植えるということになれば場所の都合上植え替えて移動になります。
またその時は記事でご紹介していきます。
ご覧いただきありがとうございました。