多肉植物の水耕栽培実験中 その② 根が伸びない!

9月に多肉植物の水耕栽培にチャレンジし始めて、はやおよそ3ヶ月……。

ビクビクしながら根をカットしたあの日。

まさかこんな長丁場になるとは思ってもみませんでした!

ハオルチアのオブツーサを使用していますが、オブツーサは生長期が春秋型。

ちょうど時期だからと水耕栽培に挑戦してみたものの気付けば休眠期である冬になっています。

ということで、今回は水耕栽培実験の途中経過となります。

関連記事

皆さんは水耕栽培をご存知ですか? 簡単に言えば土を使わず直接水で植物を育てる栽培方法です。 有名なところで言えばトマトやサニーレタスなどの葉物野菜なんかで使われています。 で、ですね。 それを多肉植物でもできないかな[…]

オブツーサ水耕栽培

問題点が『発根しない』から『根が伸びない』に変わった

多肉植物の水耕栽培実験その①の記事を読んでくださった方はご存知かと思いますが、水耕栽培用の根を出すために土耕栽培用の根を切り落とした後、しばらく根が出ませんでした。

紆余曲折を経て発根したものの新たな問題が発生しました。

なんとここから根が伸びない!

待ち続けるうちに12月に入り、サイクル的には休眠期に入ってしまいました。

休眠期に入れば生長はストップ……。

このままでは根を満足に出せずに水不足になり枯れてしまうのではないかと思いました。

そこで、直射日光が必要ないハオルチアの特性を活かして暖房の効いた室内で管理することにしました。

水分不足で葉が柔らかくなってきたのでとりあえず水につけてみた

根が伸びず水分不足でオブツーサが柔らかくなってきてしまいました。

そりゃあ2ヵ月も満足に水を補給できていないのだからそうなるというものです。

このまま水分不足で枯れてしまうよりはダメもとで水を与えてみようと思い立ち、切られて乾燥した根っこ部分を水につけて置いておきました。

すると2,3日後……。

なんと真っ白い根っこが伸びているじゃあありませんか。

水分不足で柔らかくなっていた葉もパツンパツンのフル充電状態に戻りました。

今まで動きが無かったのに一気に根が伸びました。

完全に空中発根させるよりも根部分を水につけて刺激を与えてやると根が出やすいのかもしれません。

根を伸ばすために

1cmほどの長さに根が伸びたので、現在は1週間おきくらいに根が水に浸かるところまで容器に水を満たし、多肉植物が水を吸い上げたり蒸発したりで水位が減って根が水に浸からなくなる状態をあえて作っています。

水位が減って根が乾燥してしばらくしたらまた根が水に浸かるように水を満たす、というサイクルで様子を見ています。

当然、水は継ぎ足しではなく総入れ替えにします。

雑菌の繁殖は病気のもとですので気をつけましょう。

実験はまだまだ続きます

というわけで、今回は途中経過でした。

なかなか根が出ない、根が伸びない、という場合は根が出る部分を水に浸けては乾かし、また水に浸けて……を試してみてください!

余談ですが、悲劇が起きました。

娘が暴れて栽培実験中のオブツーサが容器から転がり落ちてせっかく伸びた根が一部折れました(T-T;)

負けずに頑張ります!

 

 

続きの記事はこちら。

関連記事

多肉植物の水耕栽培にチャレンジし始めたのは去年の9月……。 ハオルチアのオブツーサを使っている(ハオルチアは生長が遅い)ということもあり、なかなか生長らしい生長も見られず。 かと言って枯れるわけでもなく。 生き続けている僕[…]

>Let’s TANIKU LIFE!

Let’s TANIKU LIFE!

多肉植物を楽しく育てるために役立つ情報をお届けします!