多肉植物の冬の管理!多肉植物たちを外に出して日光を当てよう

いやぁ、寒い寒い!

寒いと外に出るのも億劫ですよね……

多肉植物だって寒すぎるのは苦手なわけです。

冬型の多肉植物でさえ0度を下回ると危険です。

霜にでも当たろうもんなら『あ…走馬灯が見える……』となってしまいます。

となるとやはり皆さん冬の寒さ対策をしているわけですよね。

人によって寒さ対策はまちまちでしょうが、あまり多くの量を育てていない方は室内に多肉植物を避難させて越冬させているパターンが多いのではないかな~と思います。

大量に育てている方はそうもいかないでしょうが……

さてさて、今回は室内で越冬させる気満々の方々にこんなメッセージを送ろうと思います。

 

冬でも日光に当てろ。

 

基本的に多肉植物は日光が好き

そのまんまです。

基本的に多肉植物は日光が大好きです。

多肉植物の中では例外としてハオルチアのように明るい日陰くらいが好きな種もありますが、それだって日光がいらないわけではありません。

ハオルチアは直射日光が苦手なので直射日光を浴びせすぎると変色してしまいますが、かと言って薄暗いところで育てれば元気には育たないわけです。

僕は日差しが厳しくない今の時期なら、他の多肉植物と同じ普通に日が当たる場所にハオルチアたちも並べて日光浴させています。

夏はもちろんNGですけどね。

ハオルチア ムティカ

で、ハオルチアはもちろん他の多肉植物たちはもっと日光大好きです。

栃木じゃありません。

日光東照宮に連れてくのはやめて下さい。

いや、連れてっても別にいいですけど喜びません。(-_-)

閑話休題。

多肉植物は日光不足で徒長するのはご存知の通りかと思います。

日光を求めて上へ上へと伸びるわけです。

本来は自然界で他の植物より背丈を伸ばして、自分の周りの植物の日陰に入らないようにする性質によるものです。

本能的に遺伝子に組み込まれた性質なので、上に伸びたからといって日光を得られる環境ではなくても伸びてしまいます。

どうせならひょろひょろしたもやしっ子ではなく、骨太な可愛らしい姿を維持させてあげたいですよね。

午前中の日光を2~3時間当てろ!

薄曇りの空

午前中の日光を2~3時間。

これでも植物には十分効果があります。

午前中と書きましたが西日になるまではOK!

西日を多肉植物はあまり好みません。

僕は朝天気を見て日が出そうだな、と思ったら朝の内に外に多肉植物を出して日光浴をさせています。

たまに忘れて日が落ちるまで外に出しっぱなしもありますが(笑)

それでも元気に多肉植物たちは生長しております。

カランコエの赫蓮なんて、茎が折れてしまったのでこの時期に挿し木にしましたが発根してるくらい元気です。

ちなみに薄曇りくらいなら外に出してあげた方が良いでしょう。

案外日の光は地表まで届いています。

 

大阪市立科学館発行

こよみハンドブック2006.4~2008.4

 

によると、晴天の日が当たる場所で10万ルクス程度、薄曇りでも3万ルクスほどの照度があります。

ただし、気温には気を付けてください。

外に出すことにこだわる

いちいち外に出したり室内に取り込んだり多くの人は面倒くさいと思うかもしれません。

僕は思います。(←おいっ!)

でも、これには理由があります。

明るい窓辺で育てれば日の光が当たるじゃんと思っている方、甘いです。

窓ガラスというのは意外と光をブロックしてしまうのです。

ガラスの透過率の問題や光の差し込む角度によって室内まで届く光はかなり減ってしまうのです。

条件によって照度は変わりますが、大体は1万ルクスもいきません。

薄曇りで3万ルクスほど。

桁が一桁違うのです。

次に風通し。

室内では空気が滞留しがちです。

外の新鮮な空気でリフレッシュさせましょう。

根腐れ予防や害虫予防、植物の代謝を促すことにつながります。

最後に、植物は自然の中で暮らしています。

それを屋内という温室でぬくぬくと育て、冬の終わりと共にいきなり温室を追い出されて厳しい環境に戻されれば順応するまでに時間がかかります。

多肉植物たちの社会復帰(?)をスムーズに行うために、極力は外の自然に触れさせてあげるのが良いでしょう。

まとめ

 

多肉植物は日光が大好き

屋外と屋内では照度が桁違い

風通しは大事よ

多肉ちゃんたちを甘やかさないで!

 

はい、以上のことから冬でも天気の良い日には外に多肉植物を出して日光浴させてあげてください、というお話でした。

多肉は風の子元気な子です。

ではでは。

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