秋が深まりすぎてもはや冬ですね。
天気の良い日には日光浴で多肉たちを外に出し、夕方には室内へ避難させる毎日です。
そんなに大きくなくて良いのでハウスが欲しいです。
サンタさん、ハウスとハウスを設置する土地を下さい!!
で、こう寒くなると多肉たちが色気づき始め……もとい色づき始めるわけです。
この時期だからこそ見分けやすい多肉がいるのでご紹介したいと思います。
カランコエに属する『赫蓮』と『朱蓮』です。
どちらも同じようなギザギザの葉っぱを持っているそっくりさんです。
出会いはダイソー

実はこの子はダイソーで購入した名無しさんだったんです。
プレートにはカランコエとだけ書かれている……
多肉を探して百均を巡る方には良くわかるエピソードかと思います。
安くて良いんですが、いかんせん正体不明の多肉ちゃんたちがひしめき合っているんですよ(^ ^;)
その上、室内で育てられているので徒長している……
このもやしは誰やねん、と。
一生懸命にネットで探したわけですよ。
『カランコエ』で検索して。
で、行き当たったのは『赫蓮』。
ちなみに読み方は『かくれん』。
知らない人は『せきれん』とか読みそうですよね。
そうか、こいつは『赫蓮』というのか。
よしよし、いいこだ、可愛がってやるぞ。
もう少し良く『赫蓮』とやらを調べてみよう。
……おや?
『赫蓮』で調べていたら何やら『朱蓮』という名前が出てきたぞ?
大混乱ですよ。
せっかく調べが付いたと思っていたところに別の可能性が出てきました。
赫蓮と朱蓮の違い
どちらも良く似ているわけです。
その上手元には赫蓮か朱蓮のどちらかしか無いので比較ができません。
仕方が無いのでGoogle先生に聞いてみたわけですよ。
『赫蓮 朱蓮 違い』って。
これに悩む人はやはり他にもいたわけです。
検索したら結構出てきました。
ここは先人の知恵をお借りしよう!
『赫蓮の葉はギザギザが細かく鋭く、朱蓮はそうでもない』
なん……だと……!?
比較の対象が無いからわからんぞ!?
果たしてこいつは鋭い方なのか?
赫蓮なの!?
朱蓮なの!?
どちらも手元にあれば比較して判別できるがこの状況ではわからん!
仕方が無いのでいろいろ他の人の記述や写真を探しまくりました。
そしてついに見つけました!
『紅葉した時に葉の表側も赤くなるのが赫蓮、紅葉しても葉の表側が緑のままが朱蓮』
これだ!
これならば2種類を手元で並べなくても判別できます。
が、しかし紅葉していないとやっぱりわからないので時を待ちました。
結局どちらだったの?
結論から言えば赫蓮でした。
ものの見事に葉の表側も真っ赤で名前の通りの見た目に。
購入した時は緑色だったのですが、もう真っ赤です。
上でも少し述べましたが、ダイソーで買ったので徒長していたわけです。
で、実は育てている間に自重を支えられずにポッキリ枝が折れてしまったので挿し木しました。

元になった親株はこちら。

切断したところから芽が出始めています。
ちなみに赫蓮は夏型の多肉植物です。
寒い時期が苦手なので気温5度以下にはならにように気を付けてあげてください。
日光浴をさせた後回収のし忘れにご注意を!
追記 朱蓮を手に入れました!
後日、朱蓮を購入しました!
上の画像が朱蓮です。
葉の表は緑色、葉の形は赫蓮と比べるとずんぐりむっくりな葉です。
赫蓮の葉は細長いのでそこでも判別できそうです。
丸顔の朱蓮、細面の赫蓮といったところでしょうか。
まとめ
赫蓮と朱蓮の違いは、
①葉っぱのギザギザが鋭い方が赫蓮
②紅葉した時葉の表側まで赤いのが赫蓮、表側は緑のままなのは朱蓮
③葉の形が細長いのが赫蓮、幅広なのが朱蓮
です。
やはりわかりやすいのは葉の表側の紅葉具合を見るのが確実です。
赫蓮か朱蓮かわからずにいる方は是非、紅葉する今の時期にご確認下さい。