皆さんこんにちは。
ご覧いただきありがとうございます!
ここ数年で多肉植物の人気が高まり、お花屋さんやホームセンター、雑貨屋さんでも多肉植物を売っているのを目にします。
100円ショップでも状態の良い多肉植物が並んでいることもあります。
専門店で買うばかりでなく身近なお店で多肉植物を買うことができるというのはうれしいことですね。
最初からおしゃれな寄せ植えになっている商品を除き、3号サイズ程度の黒ポットやプラスチック鉢に入って販売されているものが多いかと思います。
今回は気にいった多肉植物を買ってきた後の話です。
私も含め素人が多肉植物を買うときの目利きのレベルは、せいぜい3段階だと思っています。
良質なもの→良さそう
許容範囲→悪くなさそう
悪い状態→だめそう
せいぜいこのレベルです。
かなり悪い状態のものを率先して買う方は少ないと思いますので、安くなっている多少悪いものを選んでしまって問題はないです。
好きなものを買ってきたらよく見てもらいたい点が何点かあります。
土が乾いているか濡れているか確認!
お店によって室内で管理しているところ、外売場、温室など場所はさまざまです。
管理もしっかりしていて毎日手入れができる店と、とりあえず入荷したから並べて置いてあるレベルのお店、直営で販売している農家さんのお店などがあります。
そうなると水やりをするタイミングや頻度も変わってきます。
水やりについての記事は別の記事で解説しています。
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本来は状況に合わせて水やりをしなくてはいけないのです。
しかし忙しいお店、店員さんが少ないお店、多肉に詳しくない店員さんしかいないお店など、管理がうまくいかない状況もあるのです。
そのため決めた時間で水をあげてしまったり、逆にやらないでしまったり、適切でない状態であげてしまうことで状態が悪くなっている場合があります。
管理ができていないお店の多肉はどんどんダメになっていきます。
水やりのし過ぎは腐ってしまったり徒長の原因になります。
濡れている場合は土が乾くまで、または根から土を落として乾くまで植え替えを行うのをやめておいた方が無難です。
土が取れにくくとても植え替えがしにくいためです。
水やりの基本は多肉植物が水を欲している状態になったら。
葉がシワシワになっているか、葉を軽く触って柔らかくなっていたらです。
状態を確認することはとても大切です。
そもそもどんな土に植わっているのか確認しましょう
土については別記事で詳しく解説しています。
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ポットに入っている土で多いのが一般的に培養土と言われるような土。
黒土や腐葉土、鹿沼土などがブレンドされた園芸用の土に近いものが多いです。

売られている多肉のポットはそもそも長く育成するためでなく、多肉農家さんが商品として出荷するため使っている土です。
幼苗の状態に適しているといっても良いでしょう。
大きくなった苗には適さず、水はけが悪く空気の通りも悪い状態です。
土が乾いていれば土を落として新しい鉢か別なポットに新しい土を入れて植え替えます。
濡れている場合は前項で解説したように乾くまで待って植え替えします。
上記の土の紹介記事で多肉植物に適した土のブレンドも紹介していますので是非ご覧ください。
花用の培養土では多肉植物には不向きで、水はけが悪く、空気の通り道が無いので適しません。
植え替えたらいつ水やりするの?
多肉を買ってきたらまず状態を確かめました。
植え替えを行ったからといってすぐに水やりをするのではなく、欲しているタイミングであげる方がおすすめです。
普通プランターなどに季節の花を植えた場合は土を落ち着かせるために水やりをしてしまいますが、そこは我慢しましょう。
しばらく水やりしていないだろうと思われる場合、葉がしわしわになっている場合は水やりのタイミングです。
鉢の下から水が出てくるまでしっかりあげましょう。
多く流通している春秋型と言われるベンケイソウ科の多肉植物、エケベリアやセダムでいうと、成長期の春や秋でも1週間に1回は多すぎます。
本当に目安でいうと2週に1回程度ですが、実際には状態を見てあげたほうが間違いありません。
定期的にあげるのは避けたほうがいいです。
冬は1カ月に1回あげるかあげないかといった具合です。
基本的に多肉植物の根は常時濡れていてよいことはありません。
腐らせてしまう一番の原因は水をやりすぎていること。
イメージ的には水が必要な時には吸わせる、そしていらない時には含ませないという感じです。
まずは水やりについての記事を参考にしてみてください。
多肉植物は庭の家庭菜園の野菜のように朝晩の水やりはいりませんし、基本的に土の水分を保つ必要がありません。
水やりは慣れるまではなかなか難しいかもしれませんが、実際にあげて慣れていきましょう。
まとめ
お伝えしたいことは多肉を買ってきたらどうするのというシンプルな話です。
要点としては、
・できる限り早めに植え替えする
・状態を確認してから水やりをする
・新しい土と鉢(ポット)に植え替え
私もいろいろ試行錯誤しながら多肉植物を育てています。
実際に育てた方法を元に紹介していますのでぜひ参考にしてください。
徒長についてもこちらの記事をぜひ読んでみてください。
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病害虫対策の記事、植え替えの記事も書いています。
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またぜひご覧になってください。
ご覧いただきありがとうございました。