【多肉植物の土】多肉植物にはどんな土が良いの? 詳しく解説します。

皆さんこんにちは!

今日は多肉植物用の土について書いていきます。

最初にお伝えしておきますが、私は多肉農家でも農業の専門家でも植物などの研究者でもありません。

あくまで個人の見解となりますのでその点はご了承ください。

何をもってその土がその植物に適しているというのは、どの視点から見てというのが大切かなと思っています。

いちばん育ちが良いとかその視点ではありません。

私の中での適しているという基準は素人(もちろん私含め)が管理しやすいということ。

素人が枯らさずにきれいに育てられるかどうかが重要です。

 

本やホームページ、動画などでたくさんの方が土作りについて情報を発信されていると思います。

どの情報を取り入れて作ろうかなと考えている方、たくさんいらないし作るのはちょっとという方、マンションまたはアパート住まいで土のブレンドがやりにくい方またはできない方など状況は様々だと思います。

特に初心者ビギナーの方向けの内容です。

作るためのブレンドの話はまた別の記事で書かせていただきますが、その前にどんな土が素人が管理するのに楽かを考えて記事を書きます。

水はけが良い土が適しているのは本当か?

これは本当だと思います。

多肉農家さんに実際に聞いた話ですが、想像してみてください。

 

水って表面張力がありますよね。水を含みやすい土(例えば花の培養土など)と植物の根と水があったとします。

水を含みやすい土と根が水の表面張力を助けてしまう(?)のでしばらく水を保つことができます。

すると根はずっと水に浸ったままという状態になります。

 

家庭菜園で野菜を作っていると素人レベルなら土の表面が乾いていたら、朝とか夕に水やりをしますし、土の中がある程度濡れている状態を保っています。

やりすぎは当然腐りますけどね。

ただし実際には水をあげすぎの状態の人の方が多いです。

 

井戸水も水道も無い畑の野菜とか毎日水を定期的にあげなくても枯れていません。

作物によっては自然の雨だけで十分な場合もあります。

結局のところ素人はただ水やりをしたい(育てている感が出る)、もしくは枯らしたくないから水やりするかのどちらかだと思います。

 

植物の根は空気にある程度触れていないと呼吸ができないし、特に多肉植物は葉で呼吸と蒸散ができません。

簡単に言うと根が空気に触れられないとダメ、そして水に浸かりっぱなしもダメということです。(水耕栽培が向いている植物ならありだけど)

 

培養土のような黒土などが入っている根張りが良さそうなフカフカで水の吸い込みも良いけど水を含んでいられる土は、幼苗なら良い点もあるのですが、売られている苗の大きさ(よく見る黒ポット)になるとさすがにあまり適していないと思います。

一般的なプランター用の培養土

別記事でも書いていますが、ポットに入っている土は農家さんが幼苗を育てるために入れた土です。

商売ですからできる限り安い値段できちんと育つ土を使って育成されています(安いから悪いとかそういうわけではなく)

ただしある程度大きくなった苗にはポットは小さく、土も適していません。

その状態で多肉を販売しているお店では、農家さんから納品されて売れずに管理されているとなると購入後は早めに植え替えをしたいところです。

別記事でもその内容に触れています。

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結局どんな土が良いのか

オリジナルブレンドを作る前に一言

私は自分でブレンドした土を使っています。

メインは軽石・赤玉土・鹿沼土をブレンドして状況に合わせて他の土を追加で混ぜています。

オリジナルブレンドです

これは以前配合したものですが、培養土を少し混ぜています。

 

ブレンド土についてはこちらの記事で解説しています。

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何のためにこの土をブレンドしているか、何の作用があるからこの配合みたいな部分はかなりそれぞれ教える方の持論があると思います。

主に赤玉土、鹿沼土、軽石、日向土、黒土、燻炭、バーミキュライト、腐葉土・・・とたくさんの種類を用意するのも、その効果を実感するのも素人はなかなか難しいと思います。

私はその点を一番に考えていて、プロは別として素人でよりこだわる人はこだわればいいけど、多くの人がすべきことは多肉を枯らさずに長く楽しめるようにすること。

そのためには管理しやすい土にすること。これが私の持論です。

 

そもそもこのブログを書いているのも、多肉を育てている方が簡単に育成できるように情報を発信したいなというのがスタートです。

せっかく同じ多肉愛好家なのですからかわいい多肉を長く育てていきたい気持ちは同じだと思っています(^_-)

 

ブレンド土の作り方は上記のリンクから記事に飛んでください。

この記事ではまず市販の土の話をしていきます。

多肉植物用やサボテンの土というくくりで、少しフカフカの培養土のタイプの土、または軽石やゼオライト入りの小粒の石のような商品が主に売られています。

 

培養土ってさっきから何度も言っていますが、簡単に言うと数種類の土などを配合した作られた土のことです。

メーカーが用途に合わせて配合をしていますので、よくわからない方や量をたくさん必要としない方は黙って買ってしまった方が即解決です。

量のわりに値段はしますが、自分が作りたい土のベースになるそれぞれの土を必要な分だけ購入することはできないので残りが余ってしまいますから、少量ブレンド土を作るならできているものを買った方がいいと思います。

 

培養土は植物に応じてブレンドが違うので、プランター用の花や家庭菜園の野菜用もあれば、花壇用の土、果樹など用途に応じたものが売られています。

なので培養土なら何でもよいわけではなく、安いからこれでいいかという買い方はNGです。

培養土のメリット・デメリット

安くて量も入っていてどこでも売られている花や野菜に使えるプランター用の培養土の話になりますが、そういった万能な培養土というくくりの土は腐葉土や黒土などが入っていることが多く、水の吸い込みは良く水を含みやすいです。

 

ちなみに黒土だけを入れた鉢植えに水をかけても水は入っていきません。

水はけがよくないためです。

そこで赤玉土や鹿沼土、軽石などを混ぜて水はけを良くするわけです。

 

ただしそれぞれの特性があるのであまり適当に混ぜて良いわけではありません。

プランターの花や庭の家庭菜園の野菜に使われる「水を吸い込みやすく水を保っていられる土」というのは一般的には良い土です。

ただなんでもそうですが向き不向きというのがあります。

 

多肉植物に対してフカフカの土は、根も細く成長期の幼苗以外では私はあまりおすすめできません。

春と秋はある程度水が必要な時期なのであまりシビアに考え無くても良いのですが、夏と冬で想像してみましょう。

 

例えば真夏の晴れの日。

家の中で洗濯したばかりのタオル数枚を部屋に干しているところにずっといたら、蒸し暑くて気が狂いそうになりますね。

水を含みやすい土で真夏の鉢またはポットの中はそういった状態で根が蒸されてしまいます。

 

逆に冬は寒い日本の多くの地域では水が入っている鉢植えの中は凍ってしまいます。

比較的乾燥していてそこそこ暑い国が原産国の多肉植物は生きれません。

 

多くの種類の多肉植物は夏と冬に休眠状態になります。

極端に暑い・寒い状況では人間と同じで何もしないほうが安全ですのであえて動かないのです。

服を着たりエアコンをつけたりできませんからね。

じっと適正な気温になるまで休眠期に入ります。

その時期は実質水やりは葉の張りがなくなる、少しシワシワになってきたら(慣れるとわかります)あげる程度です。

それが良く1カ月に1回などと言われています。

 

向き不向き、そして管理のしやすさという観点から軽石など小石が入っている水はけがよい土で管理する方があまりシビアにならずに済むと考えます。

肥料分は必要ないの?

確かに花用の培養土のように有機物の腐葉土も入っていなければ牛糞などのたい肥も入っていない土で良いのかと感じますよね。

実際には多肉植物は肥料はなくても育てることはできます。

ただ適切に使用することで良い状態を保ったり、弱ってしまった株を改善することができますので肥料はあった方が良いです。

 

多肉植物用の培養土や軽石や赤玉土・鹿沼土などの硬質のものは肥料分も保持しにくい性質です。

しかも有機物が入っていないので、微生物が活動してくれません。

一見悪く見えますが、水はけがよく有機物がないということは菌が繁殖しにくいといった利点もあります。

肥料を与えるなら化成肥料などを与えたほうが間違いなく合理的です。

 

肥料についてはこちらの記事で解説しています。

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きちんと肥料の効果を得たいなら、肥料分を保ってくれる黒土を配合したり、軽石のかわりに同じく肥料分を保ちやすい日向土を使う方が良いです。

土の作り方についてはこちらの記事で解説しています。

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ただしブレンドするものを多くしたりこだわると、面倒になったり、効果を実感できなかったり、余計な出費が増えます。

補足

自分でブレンドしてみようかな~と考えている方はまずは軽石メインの多肉用の土と花用の培養土を混ぜてみたりするのもありだと思います。

私は幼苗以外はほとんど培養土はまぜることはありませんが、その理由は水やりをより簡単にしたいからです。

極端な例で話をするなら赤玉土だけとか鹿沼土だけという方法もあります。

ただ初心者の方は土の特性を理解されていないのでおすすめではないのですが、赤玉土なら特に悪影響は少ないです。(酸度も弱酸性で多少水分も保持できる)

鹿沼土のこれは細粒です

よりよく多肉の生育を管理したいという方は、シビアながらこだわりを持って育てていくと思います。

しかし枯らさずに・徒長させないようにというのがまずは先決だと思います。

それなら水やりを簡単にしたいと思いませんか?

 

根に空気がいく隙間をつくる、水はけを最優先。

葉が少し張りがないな、少ししおれてきたな、といった具合に水を欲しそうにするのがだんだんわかってきます。

水やりについてはこちらの記事で解説しています。

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やみくもに水をかけるというのはあまりよくありません。

もちろんたくさん多肉を管理しているので一気に水をやらないとというのは仕方ありませんが、それでもある程度気を付けてあげたほうが枯れにくい状態を保つことができます。

その答えが土にこだわることです。

 

市販のもので満足できなくなり私は現在では自分で配合していますが、別に多肉を育てるなら配合しなければいけないわけではありません。

市販のものでも十分です。

 

生育状況は都度写真も交えて記事にしていきますので是非ご覧ください。少しでも参考になれば幸いです。

長文になりましたがご覧いただきありがとうございました。

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