皆さんこんにちは。
不定期で成長記録をお届けしている葉挿しシリーズです。
前回は、葉挿しの成長具合を見ていただきました。
今回は、ちょうど葉の部分が枯れてきたものがありますので、独立して植え替えをしてあげたいなと思います。
ちなみに品種はピンクプリティです。
葉挿しにしてからの芽の部分というのは、葉の部分から水分と養分をもらっている状態です。
しかし、根が生えてくれば根から水分と養分を得ることができるようになります。
ただ状況によっては、葉が枯れずに根から吸った水で葉が潤いを保ってしまうことがあります。
早めに枯れてくれて独立してくれた方が元葉が邪魔をして不格好に育たないメリットもあります。
育ち方も元葉の部分のせいで、うまくいかない可能性があるのです。
しかしあまりにも小さなうちに元葉が枯れてしまうと、小さすぎるせいで多肉植物の特徴である葉の部分に水分を溜めておくことがまだうまくできません。
ですから、小さすぎる独立した苗はうまく育たずに枯れてしまうこともあります。
元葉が枯れてきたものを見つける
たくさん葉挿しを育てているときは、農業用のトレーを使っています。
そのまま育てていってもいいのですが、今回は鉢植えに植え替えをしてあげたいなと思います。
そのためまずは葉が枯れたものを鉢皿などに移します。

同じ日に葉挿しにして芽と根が出てきてトレーに植え付けたのも同じ日なのに関わらず、枯れたものと枯れないものがあります。
本当に不思議ですね。
うまく枯れていてくれた方がすぐに葉を取ることができます。
カラカラになっていないのに無理に外そうとすると、株を傷めてしまったり、元葉に根がくっついていて一緒に取れてしまったりします。
そのためカラカラになるまで外さないほうが間違いはありません。

2頭(双頭)、3頭のものも多くあります。
偶然の賜物で素人が狙ってできるものではありません。
ある程度大きくなって株分けしたり、またはそのまま2頭のまま楽しむのも自由ですね。

これがどうしようかなというレベルですね。
無理に取る必要はありませんが、なんだか邪魔そうな感じがするので今回は慎重に外してあげようと思います。
枯れた葉を取る

とりあえず、鉢皿に5株分トレーから移しました。
けっこう根も育っていてもう鉢に植え替えてもうまく成長してくれそうです。

下から見るとわかりますが、かるーく引っ張るとすぐにカラカラの葉なら取れます。
これが一番ベストです。
いつまでも枯れた葉を取らないで水やりすると、季節にもよりますが枯れた部分にカビが発生したりするのでそのまま放置はおすすめしません。
取るのが遅くても良いですが、そのまま放置だけはやめてくださいね。

これを見ると一目瞭然ですね。
上がベストな状態、下が置いておけるならもう少し置くのがベターです。

裏から見るとまだまだカラカラになっていないのがわかりますね。
この状態で無理に葉を取ろうとすると根を一緒に取ってしまう可能性があるのです。

軽く引っ張ればこのように取れます。
むしろ取れにくいならやめておくのが良いと思います。

今回一つはちょっと無理やり取ってみましたが、傷めずにとることができました。
後は鉢植え等に植え替えをすればオッケーです。
寄せ植えなどに使うというのもこのサイズなら使いやすいですね。
あとがき
記事の都合上、実際の植え替え作業は次回に持ち越しとします。
今回は3号鉢に5個の幼苗を植えてしまおうと思います。
小さな苗だけを鉢に植えるというのもかわいいですのでおすすめです。
次回の記事もお楽しみに!
ここまでご覧いただきありがとうございました。