皆さんこんにちは!
少しずつではありますが記事を書かせて頂いております。
ぜひ皆さんの多肉ライフに役立つ情報になることを願っております。
多肉って水やり少なくて良いし、初心者にも簡単と世の中的には言われている風潮があるんですが、ポイントを押さえていないとすぐに枯らしてしまいます。
特に最近は多肉ブームで100円ショップでも多肉が売られているので気軽に始めることができますね。
ただしそこに落とし穴が・・・。(100円ショップの多肉が悪いとかではないです。むしろ安い!)
例えば・・・
初心者さんがこれかわいいなと思って多肉を買ってきたとします
例えば季節は夏。
家に持って帰ってきて「ここに置こう!」と場所を決めます。
夏は水やりは少なくて良いというけど土が乾いてるから水やりしてみよう。
ネットで調べたら日光に当てないとうまく育たないみたい。
ベランダの日が当たるところに置いてみよう。
このようなありそうなシチュエーションが浮かびます。
ただこの行動を取ったら高確率でかわいい多肉ちゃんは枯れます。
そして多肉育成は難しいと感じてしまい、再度購入しない可能性が高いと思います。
こうしてせっかくの多肉愛好家が減ってしまうのが私は嫌です。(多肉好きという人が増えて欲しい!)
なので個人的な意見・見解ですが、情報を発信して少しでもビギナーまたはさっき多肉買ってきたんだけど~ぐらいの初めての方に向けてこうしておいた方が簡単に管理できますという内容を書いています。
よりよく管理する方法を素人(私も含めて)が実践するといろいろ大変になってしまったり、そもそも違いに気づかない可能性もあります。
余計な出費も増えるかもしれません。
私の持論で一番声を大にして言いたいのは、素人はまず枯らさないということが先決!!
より良い状態を保つためとかそういうのは二の次!!
まず枯らさないで1年間育てることを最優先にすると次はこれを買ってみようと多肉の育成が楽しくなりますよ。
まずどこで買ってきたのか?日光を浴びていたのかどうかチェック!
どこで買ってきたらダメとかそういうことではないです。
別にホームセンター、花屋さん、雑貨屋、農家直営店、どこでも良いと思います。
多肉はかわいいから買うんですよ。極論見た目で買ってますから。
管理の状況がきちんとしているお店は、しっかり日光に当てていると思います。
1日4時間は日光に当てましょうという本や他サイトが多いです。間違いありません。
しかしここでよく考えてみてください。
農家さん直営以外のお店は、どこかの多肉農家さんから仕入れて多肉を販売しています。
ハウスや屋外で管理しているならまだしも、ショッピングモールの雑貨屋さん、100円ショップ、ホームセンターの園芸コーナーって日光あたりますか?
以前農家さんに聞いた話では蛍光灯の光でもある程度の時間浴びていればダメではないらしいです。
入荷後すぐに状態が良いものを買えたならラッキーですが、売れ残りの多肉の場合はどうでしょうか。
では日光が少ないとどうなるか。光を欲して徒長(とちょう)します。
本来の多肉の形と違い、どんどん光を求めて下の葉が大きくなり、上にどんどん伸びていってしまいます。
葉の色は大体黄緑です。
徒長したエケベリアやセダムって元々の見た目はいろいろな違いがあるはずですが、大体似てきます。
徒長の話はこちらの記事で解説しています。
皆さんこんにちは(^^) 多肉植物を扱っているお店で、またはご自身で管理している多肉がこんな感じになっていることってありませんか? [caption id="attachment_134" align="aligncenter"[…]
徒長すると元の状態に戻すのに時間が掛かりますし、あまり強い状態ではないです。
見た目も悪いですし、管理しにくくなります。
徒長の話をちょっとしましたが、徒長が悪いだけではないんです。
悪いのは日光に浴びていなかった多肉をいきなり日光に当てることにあります。
人間で例えると、オフィス仕事の人(普段運動もしない、日光に浴びることは少なく室内での活動が多い)が、真夏の炎天下に外で草むしりしているような感じです。
熱中症になりますよね。倒れてしまうかもしれません。
何が言いたいかというと環境がいきなり変わると植物も対応できないんですね。
なので買ってきたお店の状況を思い出してみて、あまり日光に当たってなさそうならすぐに外に出すのではなく徐々に慣らしていった方が枯らしにくくなります。
水やりしてみようかな~。いやちょっと待って!
以下の記事で買ってきたばかりの苗についてやって欲しいことを書いていますので参考にしてください。
皆さんこんにちは。 ご覧いただきありがとうございます。 ここ数年で多肉植物の人気が高まり、お花屋さんやホームセンター、雑貨屋さんでも多肉植物を売っているのを目にします。 100円ショップでも多肉植物を取[…]
読んでいただくとわかるのですが、すぐに植え替えをした方が良いという結論に至ります。
ポットで販売されている場合の土は、長くこれから育てるための土ではありません。
そのため初心者が管理するにはとても難しい水はけの悪い状態の可能性が高いです。
土についてはこちらの記事で解説しています。
皆さんこんにちは。 今日は多肉植物用にどういった土が適しているのか考えていきたいと思います。 まず私は多肉農家でも農業の専門家でも植物の研究者でもありません。 しかし以前ホームセンターの従業員だったこと[…]
そしてお店の管理のレベルには差があるので、的確に水やりできていないお店で購入すると、水をやりすぎていたり、あまりやっていないなど状況がさまざまです。
季節によりますが人間だって、閉め切った室内に洗濯したばかりの服やタオルを干してその部屋にいたら汗ダラダラで熱中症になりませんか?
多肉も同じく真夏の鉢植えの中が水はけが良くない土に水があると蒸されてしまうのです。良い状態なわけがありません。
少し考えてみるとそうだなと思って頂けるのですが、初心者の状態でそういったことは意外と本には書いていないんです。
じゃあ結局どうすればいいの?
先ほどのリンクの記事のようにまず植え替えを推奨します。土が変わると劇的に管理がしやすくなります。
季節によって管理方法が違うのですが、水やりに関しては別の記事で書いています。
皆さんこんにちは。 多肉植物はとにかく枯らさない環境を作ることが大事です。 実は枯らしてしまう人ほど難しい環境で多肉を育てています。 水はけが悪い土に植わっている 根がたくさんポットいっぱいに張っている 日光が足りず徒長し[…]
春と秋は日光が夏ほど強くないので葉焼けの心配も少なく、気温も高くなく多肉の多くの種類で成長期なので水やりも2週間ぐらいで上げて大丈夫と言われています。
私は葉を触って少し張りが悪くなったり、例えばセダムの乙女心だとしたらシワシワになってくるのがわかるのでその段階で水やりします。
夏なら夕方以降の涼しい時間帯。
冬は凍らないように注意が必要です。
夏と冬は休眠中なので極力水をあげたくない時期なので余計に何日たったからというあげ方はやめた方がいいと思います。
良い状態の多肉は葉に張りがあります。
それがわかるまではあげすぎよりはあげないぐらいの方が枯らさずに済みます。
何度も言いますが、枯らさないことが先決です。
いくら日光に当てたほうがいいとか水やりは2週間に1回などと書かれていたとしても枯らさないことをまず頭に考えていただいた方が良いと思います。
日光については半日陰のような場所が最初は管理しやすいと思います。
室内窓際も意外と日光が強い場合があります。
そもそもこの記事もこれから多肉を育て始める方に読んでいただきたいと思い書いています。
慣れている方からしたら、こうしたほうが本当はいいんだとか、何言ってんだこいつと思われることも場合によってはあるかもしれません。
特に土についての記事に関してはさまざまなご意見があると思います。
よりよく育つ土づくりは上級者またはプロに任せて、まず初心者の方の枯らさないという状況づくりのための土についての考え方を記事しています。
皆さんこんにちは。 いつもご覧いただきありがとうございます。 このブログでは、ビギナーが多肉植物を管理するのに楽な状態を作ることをモットーに情報を発信しています。 楽な状態を作る必要性は、できるかぎり多肉植物を枯らさな[…]
ぜひ参考にしてみてください。
あとがき

多肉って難しいなと思う人が少なくなること、そして多肉ってかわいいし癒されるな~といった多肉愛好家が増えればいいなという思いでサイトを運営しております。
できる限り素人(もちろん私含めて)が管理しやすい方法を、日々模索して発信していきますのでよろしくお願いいたします。
秋になると成長期ですし、植え替えも適しています。植え替えするときに取れた葉を葉挿しにしたり。いろいろ楽しくなります。
ある意味夏と冬ってやることが限られますからね。見ているのはかわいいですけど余計なことを極力しないほうがいいです。
ご覧いただきありがとうございました!