皆さんこんにちは。
前回は買ってきた朧月の植え替え準備を前編として書きました。
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今回は後編ということで実際に植え替えの作業を順を追って解説しています。
だんだんと涼しくなり多肉植物も成長期に入りました。
昼間と夜の寒暖差が出てくると寒くなっていくと同時に多肉植物は紅葉していきます。
紅葉していく多肉の変化もまた記事にしていこうと思いますのでお楽しみに。
植え替え作業をする人間的にも涼しくなってきたので楽に作業できますね。
どうしても夏は多肉植物が休眠しているので植え替えに適していない時期というだけでなく、人間が熱中症になる可能性が高いので作業がはかどりませんね。
天気が良い日は多肉のお世話をしましょう。
それでは進めていきます。
前回までで準備が完了しています

ポットから取って根からきれいに土を取った状態になっていれば植え替え作業ができます。
買ってきたばかりで根が極端に濡れている場合は、乾燥させてから植え替えすることもあります。
これは元の土が濡れているとうまく根から取ることができないからです。
またそのまま植え替えて根腐れしてしまっても嫌なので乾いてからの方が良いかと思います。

お好きな鉢植えに鉢底ネットと土を入れて、お好みで害虫対策の薬や肥料を入れましょう。
ブレンド土の作り方、害虫対策・肥料に関してはこちらの記事で解説しています。
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植え替えの際にブレンド土を土入れで少しずつ入れていくので、別容器に土を常にストックしておくと便利です。
プラスチック容器に割合で土を入れてこの中で混ぜてしまっています。
なくなりそうになったら補充しています。
それでは作業開始!

鉢植えのある程度までアバウトに土を入れてある状態です。
まず1つ目の苗を適当に配置して高さをチェックしてみましょう。
最終的な苗の位置をイメージして低いようなら土を足しながら、多ければミニスコップで少し掘り返して根を入れていきます。

撮影の都合上片手でやっていますが、左手で多肉を軽く立たせて、端から土を入れていくとうまくできます。
外側から土を決めていく感じです。
この時点ではアバウトで大丈夫です。

これで外側には倒れなくなりました。
この仮状態で2つ目に行きます。

2つ目も同じです。
高さをチェックして大丈夫なら外側に土入れで少しずつ端を決めていきます。

今回は3つ植えるので手前にもう1つ来ます。
小さな苗をたくさん植える場合と違いかなりアバウトでも問題ありません。

2つ目まで終わりました。
この時点ではあまり土を強く抑えたり、押し込んだりしなくて大丈夫です。
すぐ引っこ抜けるぐらいの緩さで植わっている状態です。

同じように3つ目も植えていきました。
もし土が多くて3つ目がやりにくい場合は土入れで取り除いてから、3つ目を入れて高さをチェックしてという感じです。
3つ目まで植えたら微調整

やっとここで土を少し抑えて締めていきますが、その前に少し多肉の位置が悪ければ微調整をかけていきます。
土が締まっていないので少しずらすことはできる状態です。
今回は水はけのよい3種ブレンドで植えていますので、細かい土は入っていません。
あまり強く押し込まず抑えてあげればオッケーというレベルです。
沈んだ部分に土を入れてまた抑えてという作業を繰り返します。

鉢の高さまでしっかり土が入りました。
多肉もしっかり自立できていますので倒れることはないでしょう。
完成!

きれいに植え替えができました。
これで完成です。
記事で解説すると長く感じますが、実際に作業するとあっという間です。

言い方悪く言えばただ植え替えただけですので、たくさんの種類との寄せ植えのように華はありませんが、同じ種類を何株か植えるのも全然ありです。
今回は偶然安く手に入ったテラコッタを使用しました。
鉢もシンプルなものからカラフルなものまでたくさんありますから、品種やその時の気分に合わせて変えてもいいですね。
買ってきたばかりのポットのままで管理するのは望ましくありません。
土が幼苗の状態用の培養土ですから、根張りは良く水を含みやすい一方、成長した苗に水はけがよくない状態で根腐れしやすい状態です。
管理がしやすい水はけの良い土にかえるだけでなく、少し大きな鉢に植えてあげることで成長がしやすくなります。
あとがき
多肉植物にもあまりストレスのない環境を与えてあげたほうが、成長を促し枯れにくい状態を保つことができます。
たかが植え替えですが、されど植え替えなのです。
管理する人間的にも先々楽なほうが良いはずです。
水やりに関しても、ある程度乾きやすい土で管理したほうが多肉の表面がシワシワになってきた、または軽くつまんでみた時に張りがないというのが水やりのタイミングです。
その際にたっぷり水をあげてもしっかり水が下穴から抜ける土に植え替えてあれば、不要な水はない状態ですので根が腐ったりということも防ぐことができます。
水やりに関してはこちらの記事で解説しています。
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まずは枯らさずに管理することが大切ですので、植え替えをしっかり行ってください。
今回は朧月の植え替えを紹介しました。
次回は違う品種の植え替えを解説していこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。