多肉植物を普段から愛でている人もそうでない人も知ってほしい、これから来るかもしれないスーパーフードをご紹介したいと思います。
その名もグラパラリーフ。
多肉植物の驚異の生命力を栄養として摂ってしまいましょう!
ということで、食用に品種改良された多肉植物のグラパラリーフをご紹介します。
そもそもグラパラリーフって?
アグリアシストジャパン株式会社が新種改良して作った新品種の多肉植物です。
多肉植物が好きな人はご存知かと思います、朧月を品種改良したものです。
『グラパラリーフ』は商標で品種名は『はりんご』と言います。
ちゃんと商標登録してありますので、勝手に『グラパラリーフ』ですと言って栽培・販売してはいけません。
学名を『グラプトペタルム パラグアイエンセ』と言います。
そこから取って『グラパラリーフ』と名づけたそうです。
茨城県筑西市の道の駅『グランテラス筑西』に行ってきました!
以前からグラパラリーフの存在は知っていましたが、茨城県の筑西市にある道の駅『グランテラス筑西』にグラパラリーフが売っているとの情報を得て、『よし、遠征しよう!』と思い立ち、同志のYASU氏と一路茨城県筑西市へ。
ただグラパラリーフを買うためだけに行ってきました!(笑)
その日は祝日ということもあり、駐車場は満車状態。
空きスペースを探してうろうろ。
興味がある方は覚悟して行って下さいね。
目当てのグラパラリーフは道の駅内にある青果売り場。
パックにつめられたグラパラリーフがリーフレット一緒に売り場に置かれていました。
お昼くらいに着いたのですが、売り場に出ていた在庫は10個前後くらい。
そのうち7個を買っていきました。
帰りの車でさっそく味見
事前に品種改良前の朧月を食べていたので、とにかくグラパラリーフの味が気になっていました。
早くも車の中で試食会。
薄皮に包まれた歯をかじるとパリッとした食感で、葉の先の方はほど良い酸味でフルーティー、中間くらいは酸味が強く、根元部分はレタスでした。
YASU氏と二人で、葉の先端部分の味が『何かに似ている』と次々と試食して脳内の記憶をたどる作業を繰り返し、行き着いた答えはこれ。
甘みの無いさくらんぼ。
そこに至るまで二人合わせて10枚くらいは食べた気がします。(笑)
酸味が強いので、そのままでたくさん食べると胃にきます。
事前に試食していた朧月はもっと葉の薄皮が硬く、酸味が少ないです。
葉の生長具合が関係しているのか、僕が食べた朧月の葉は先端にほんのり酸味が有り、中間から根元にかけてはエグ味が有りました。
ちなみにYASU氏が食べた葉にはエグ味が無かったそうです。
嫁さんにも母親にも不評だったので……
やはり多肉植物を食べる習慣が無いので、食べることに抵抗があったようで、嫁さんと母親はちょこっとだけ味見して『要らない』と言われてしまいました……
そこでグラパラリーフを加工してみました。
小さなブロック状にみじん切りにして、一つはコンソメとマヨネーズで和えてタルタルソース風に、一つは醤油に和風だしとレモン果汁で和えて和風ドレッシングにしてみました。
グラパラリーフの酸味でピクルスの代わりにいい味を出してくれます。
和風ドレッシングの方は和えたものをレンジで一度加熱処理しました。
加熱すると酸味が少しやわらいでまろやかになります。
ちなみにそのままグラパラリーフを湯がくと少ししんなりしてパリッとした食感がふにゅっとした食感になります。
油で炒めると薄皮が硬くなって食感が悪くなるので、炒める時にはさっと炒めるだけにして長時間は炒めないようにするのが良いと思いますよ!
グラパラリーフを食べてみて!
多肉植物が生息している場所というのは過酷な環境であることがほとんどです。
そんな苛酷な環境を生き抜くには自身にエネルギーを蓄えなければなりません。
多肉植物に栄養が豊富なのは当たり前のことなんでしょうね。
アグリアシストジャパン株式会社のホームページを見ると、血糖値の低下や肝機能の強化の声が購入者から上がっていると書いてあります。
また、グラパラリーフの葉四枚で牛乳百ミリリットルと同じカルシウムが摂れるそうです。
日本発の新しいスーパーフード『グラパラリーフ』から目が離せませんね!
どうしても多肉植物を食べる習慣がないので敬遠しがちかもしれませんが、加工して食べることで全然違和感無く食べることができます。
インターネットでも買うことができるようなので、皆さんも是非食べてみてください!