【葉挿し】成長観察:葉挿しのやり方と植え替え方法の解説

皆さんこんにちは。

前回から葉挿しについての解説をしています。

好きな品種をたくさん増やしたいから・枯らしたくないから予備を作りたい・管理方法を覚えたいからなど理由があればぜひチャレンジしてみましょう。

多肉植物の増やし方は葉挿しだけではありません。

品種にもよりますが、挿し芽(挿し木)、株分けなどたくさんの方法があります。

個人的に葉挿しが得意と自称していますので、これからチャレンジする方の参考になればと思います。

実際に葉挿しを行っている経験に基づいて解説していきます!

 

秋は季節的にも真夏の時期より葉挿しの管理が楽なので適しています。

多肉植物の特性を覚えてくると育成が楽になるだけでなく、楽しくなってきますよ!

 

葉が偶然取れてしまったから葉挿しにしてみようかなというのも葉挿しをしてみるきっかけになります。

今回は葉挿しの方法を流れに沿って画像も合わせて解説していきます。

葉挿しのやり方の解説

 

今回葉挿しにする桜牡丹はこちら
かなり徒長しています

お店で見つけたときから少し徒長気味だったのですが、買ってきた後植え替えて鉢植えで管理していた桜牡丹です。

品種的にはグラプト系なのでビギナーでも育てやすいです。

そして葉挿しに向いている品種になります。

 

今回はかなり徒長していますので先端はカットして挿し芽に、残りの葉はすべて葉挿しにしようと思います。

このあたりの判断は、親株がどのような状態かというところで変わってきます。

 

子株が親株から出てきている場合は、その子株を残して親株はそのまま育てていくのもいいと思います。

今回は一切子株が出ていない状態だったので、葉挿しとカットからの挿し芽にしました。

やさしくつまんで左右に動かす

根本的なやり方は、葉をつまんで左右に少し動かすイメージです。

あくまでもゆっくりやさしく右・左・右・左という感じでやらないと変な感じにもげてしまうので、そうなるとその葉はボツになってしまいます。

画像では撮影の都合上片手でやっていますが、抑えながらやっていただければ楽にできると思います。

根本の部分がちぎれてしまわないようにやさしく行ってください。

あくまで根本の部分がないと根も芽も出てきません。

画像のようにきれいに取れればOKです。

今回は、先端付近を残してすべて葉を取ります。

カットした先端部と取り終わった葉の部分

先端部は大胆にカットしたので、数日断面を乾かして挿し芽にします。

すぐに挿してしまうと切断面が黒く腐ってしまうことが多いので乾燥させた方がいいです。

 

挿し芽は数日後に土に植えてから約1カ月は水をやらずに根を出させます。

培養土などを入れた鉢植えの中にそのまま挿すだけです。

個体差があるので、私は2週間ぐらい経った頃やさしく抜いて、根が出ているかチェックして根が出ていたら水やりを開始しています。

根(芽)が出るまでまずは放置

葉挿しにする葉を取り外すことができたら、何でもよいので乾いた土(培養土でも良い)の上に並べて断面を乾燥させ根(芽)が出るまで放置します。

品種がわからなくならないように、ラベルか何かで目印をつけておきましょう。

あまりたくさん葉挿しにしすぎても管理をするのはご自身ですから、育成スペースと相談の上、葉挿しをする枚数を考えておきましょう。

夏の直射日光が強く当たる場所は避けましょう。

葉の細胞がだめになってしまい枯れてしまいます。

ちなみに根が出てくるまでは、日光に当てなくても大丈夫です。

 

できれば葉の生えている状態と同じように、通常上を向く方を上にしておきましょう。

こちらの記事もご覧ください。

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根は下に、芽は上に生えますので失敗が少ないです。

以前葉挿しにした多肉の植え替えを見てみましょう

1カ月半前にピンクプリティを葉挿しにしました。

少し徒長しているものが安く手に入ったので、いろいろ実験も兼ねて多くの葉挿しを作りました。

グラプトベリアなので比較的育てやすく葉挿しにも悪くない品種です。

ほぼ同じぐらいに成長しています

大体この状態になるまで1カ月半です。

見た目もかわいい小さな芽が育ってきています。

しかし実験とはいえ量が多すぎますね。

 

時期によっては成長するまでの期間が前後するかもしれません。

他の葉挿しと比べると比較的早い期間で根(芽)が出てきてくれます。

同じグラプト系なので、桜牡丹も同じぐらいの期間で育っていくと予想されます。

ある程度育ったら土に植え替えを

葉挿しが育って最終的には土に植え替えをすることになります。

少し早いですがピンクプリティも植え替えてみたいと思います。

このタイミングは絶対にこうしてくださいという決め付けはできません。

 

葉挿しをする時点で最初から土に付け根部分を埋めてしまうやり方もありますし、葉の部分が枯れてくるぐらいまで植え替えないというのもあります。

私はさまざま方法を試してみましたが、芽がある程度の大きさになった時点で植え替えをしてしまいます。

あまりシビアに考えなくても良いです。

芽が出ているけど根が出ていない場合は土の上に乗せておけばいずれ根が出てきます。

 

ブレンド土(培養土多め)を準備

多肉植物に適した土については以下の記事で解説しています。

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この記事で紹介したブレンド土+培養土を使っています。

今回は葉挿しの量が多いので、土も育苗用のトレーを使用するためたくさん使っていますが、数枚の葉挿しなら鉢植えを用意してその分の土で十分です。

葉挿しは花用の培養土だけでも育ちますが、肥料入りの培養土の場合、成長が早くなりすぎて徒長する可能性があります。

また葉挿しでも根腐れにならないようにする必要があるので、水はけが悪い土は気を付けないといけません

 

今回は3種ブレンドを主体に、培養土を最後に上の方に撒くイメージで混ぜます。

基本の水はけの良い3種ブレンド(小粒の軽石・赤玉土・鹿沼土)だけだと葉挿しの根がうまく成長できません。

成長した苗と違い、培養土を入れて調整してあげます。

ピンセットで根を土の中に入れてあげます
1つずつやさしく・丁寧に行いましょう
たくさんあると結構時間が掛かります

イメージがわきましたか?

しばらくはこの状態で管理していきます。

まだ根がうまく出ていないものもあると思いますが、その場合は少し水を土に含ませるぐらい水やりをすると根が出るのを促進します。

葉が枯れるまでは葉から水と養分をもらえるので極論水やりは不要ですが、私は根が育つのを促進するイメージで数日に一度軽く表面が濡れる程度水やりしています。

植え替え後の注意

この状態で雨ざらしにすると腐らせる原因になるので注意です。

この大きさでも日光に当てないと徒長してしまいますので、置き場所にも気を付けてください。

肥料は極論いりませんが、大きくなるまで同じ鉢植えで管理する場合などは、少しマグァンプKを土に混ぜておくとよいです。

また、幼苗の時期は虫に食べられやすいです。

他の野菜を育てている方はお分かりかと思いますが、苗の時期はまだ成長途中で弱い状態です。

オルトランDXなどを土に混ぜて対策をしておいた方がベターです。

 

肥料と病害虫対策については以下の記事で解説しています。

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管理に対して注意するのはこれぐらいで、あとは育つのを待つだけの状態です。

あとがき

葉挿しの方法と植え替えについて解説しました。

そこまで難しくないので気軽にチャレンジしてみてください。

 

葉挿しに不向きな種類の多肉もあります。

例えばセダムは特に難しい品種が多いです。

よく見かける恋心・乙女心なども成功率が低いのであまり葉挿しにしませんが、そういった種類を葉挿しにしてみるのも勉強になって良いかもしれません。

また次回の記事でお会いしましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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