今年も本格的に冬に入ってきましたね。
去年は多肉植物の冬越しは室内で行いました。
今年は屋外での冬越しに挑戦しようと思い、対策を考えてみました。
一応ミニ温室もあるのですが、ミニなので多肉植物が全て入りきりません。(-_-;)
なので、それ以外の方法を考えてみました。
いろいろ考えて収納ケースを使うことにした
冒頭でも述べましたが、多肉植物の数が増えて避難場所に困ったわけです。
おそらく多肉植物愛好家の方は同じ悩みを結構抱えているのではないでしょうか。
土地がある人はビニールハウスでも建てるのでしょうが、僕の場合はそうもいきません。
とてもじゃないですが全てを室内に避難はできません。
うかつな場所に置いたら我が家の小さな怪獣二人に破壊されかねません。
玄関に避難していた一部の多肉ちゃんは息子に引き抜かれました。
植え直しましたけどね。
外にミニ温室を置いていますが、ホームセンターに売っている小さなものなのでとても全ての多肉ちゃんをその中には入れられません。
初めの内は不織布をかけていたのですが、夜中がとにかく寒いのです。
寒い日は-5℃を平気で下回ってきます。
とにかく霜にやられないようにと考えて行き着いたのが収納ケースでした。
収納ケースに至るまでにはスチールラックを買って透明なマルチシートを張ってミニ温室にしようと思いましたが、スチールラックも案外お値段が張るのでコスパを考えて収納ケースに思い至りました。
収納ケースなら積み重ねて省スペースも可能です。
気がかりなのは、毎朝いちいち収納ケースから多肉植物を取り出して日光に当てるのは手間だということでした。
しかし、透明なものを選べば収納ケースから出さなくても日光を取り入れられるのではと思い、チャレンジしてみることにしました。
収納ケースを簡易のミニ温室に変身させる
やり方は至って単純です。
ホームセンターで透明なタイプの収納ケースを買います。
当然蓋付きのものです。
それと梱包や結露防止のために窓に貼り付けるようなプチプチのシートです。
これもホームセンターに売っています。
このプチプチのシートもいろいろな種類が売っているのですが、僕は保温効果が高いものを選びました。
収納ケースを包装するようにプチプチのシートを覆います。
僕は一応両面テープで収納ケースにプチプチのシートを貼り付けるようにしました。
蓋にもプチプチのシートを貼り付けて完成。
実にお手軽です。
蓋を閉めてしまえば絶対に霜がかかることはありません。
それでも気温が低すぎれば霜に当たらなくてもダメージは甚大でしょう。
収納ケースの効果
12月も半ばを過ぎてきたところまでで、収納ケースに避難した子たちに脱落者は出ていません。
不織布をかけただけの多肉植物の中で、月兎耳や福兎耳、星兎耳などの兎シリーズがやられました。
ミニ温室の方でも朱蓮やカシミヤバイオレットが脱落しています。
カシミヤバイオレットは比較的寒さに強い品種ですがダメでした。
不織布すらかけずにいたアロマティカスは完全に霜にやられてお亡くなりに……。
とにかく収納ケースに入れた兎シリーズは無事なので、少なくとも不織布よりは収納ケースの方が効果がありそうです。
本当はさらに夜間だけヒーターを付けたいところですが、タイマー付きコンセントは意外と高いですし、どこから電気を取るかの問題もあるのでまだ手をつけていません。
今後、1月2月を無事に生き延びてくれることを願うばかりです。
まとめ
ということで今回は少し変わったチャレンジをしてみました。
0℃くらいまでなら不織布でも耐えられそうですが、そこを下回ってくると脱落者が出てきますね。
透明の収納ケースを温室代わりに使うことで霜を防げ、日光を取り入れられるので多肉植物の健康のためにも良さそうです。
ただし、天気の良い日に蓋を閉めっぱなしにすると逆に収納ケース内が暑くなりすぎる可能性がありますので、天気の良い日には収納ケースの蓋を開け、新鮮な空気と日光を多肉植物に与えてあげてください。
逆に暑すぎて多肉植物をダメにしてしまっては本末転倒ですよ。
曇りの日や日中でも寒い日は蓋を閉じたままでも大丈夫そうです。
毎日天気と気温をチェックしながら管理をしましょう。