皆さんこんにちは。
以前多肉植物のブレンド土をご紹介しました。
皆さんこんにちは。 いつもご覧いただきありがとうございます。 このブログでは、ビギナーが多肉植物を管理するのに楽な状態を作ることをモットーに情報を発信しています。 楽な状態を作る必要性は、できるかぎり多肉植物を枯らさな[…]
その中でも触れましたが、今回は赤玉土について少し掘り下げていこうと思います。
多肉植物だけでなくガーデニングでも使っている方も多いと思います。
実際に使用している経験をもとに解説していきます。
赤玉土についてのおさらい
ブレンド土の記事でも触れましたが赤玉土とはそもそも何?というところからおさらいです。
赤玉土とは関東ローム層の赤土が原料です。
大きさは細粒・小粒・中粒・大粒があります。
ペーハーは弱酸性で、園芸用の土としてよく使われてます。
多くの園芸店やホームセンターなどガーデニング用品を扱っているお店で売られています。
通常のものと焼き固めた硬質赤玉土があります。
赤玉土は鹿沼土より保水性があり、黒土より排水性があるためよく培養土のブレンドに使われます。
ただし水を含んで・乾いてを繰り返すことで粉状になりやすいのがデメリットです。
硬質のものは通常のものに比べ崩れにくくなっています。
赤玉土は適度な保水性があり、しかし排水性はきちんと保たれていて、弱酸性の土なのであまり極端すぎる用土ではありません。
成長が早くなったり極端に遅くなったりすることはありませんので、もし多肉植物に単独使用した場合現状維持といった具合です。
大きさはどれがベスト?
粒の大きさに関しては一概にこれがいいとは言えないのが実情です。

それはもちろん育てる植物のサイズによって適したサイズが変わるためです。
鉢底石にするわけではない場合、私の経験上多肉植物には細粒か小粒しか使うことはありません。
以前は小粒をメインで使用していました。
別の植物用に買っておいた細粒を試してみたところ、3号ポットサイズや葉挿しを植えるためのトレーなど小さな多肉植物に関しては、細粒の方が根張りが良く管理しやすいことがわかりました。
そのため最近では細粒の方が使用率が高くなっています。
上記の写真はどちらのサイズも硬質の赤玉土です。
通常のものは水やりを繰り返すことで約1年程度で粉状になってしまいます。
3年は経っている鉢の植え替えをしたときも硬質の小粒はほとんど崩れていませんでした。
使い方の例
実際に多肉植物に使用している状態を見ていただければと思います。
まずは3号鉢のハオルチア・オブツーサを見てください。
細粒の赤玉土に鹿沼土と軽石の小粒をブレンドしています。
保水性も適度にあるのでハオルチアにも使えます。
葉挿しが育ってきて植え替えるときにも細粒がおすすめです。
根が細いので土も細かい方が育ちやすくなります。
品種によって花用の培養土・プランター培養土などを使ってしまうと水はけが悪くなりすぎる場合があります。。
それが根腐れの原因になります。
エケベリアやセダムには花用の培養土を混ぜて使うことは多いのですが、ハオルチアは室内管理が多く害虫の発生を抑えるために有機物が入っている培養土などを混ぜないといった工夫もしています。
品種に合わせてブレンドは変わります。
それでも赤玉土はどのブレンドにも使用しています。
カット苗の植え替え時にも大きさに合わせてブレンドしましょう。
根があまり出ていないものは細粒、育っているものには小粒が合います。
葉挿しを育てるときにも下に敷く土として使用できます。
あとがき
今回は赤玉土についてご紹介しました。
赤玉土は基本の用土のひとつなので、ブレンド土を作ってみようと考えている方は必須と思って頂いていいです。
一番重要なのは管理しやすく枯らさない環境づくりです。
よりよく育てる努力はいいですが、枯らさないで何年も多肉植物を楽しめる環境づくりが先決です。
ブレンド土の作り方はこちらの記事で紹介しています。
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ぜひ赤玉土をうまく使って多肉植物を育ててみて下さい。
ご覧いただきありがとうございました。