このページでは多肉植物の七福神について詳しく解説します。
七福神は特に人気の多肉植物です。
実際に私が育成している写真も合わせてご覧ください。
七福神の基本情報
ベンケイソウ科エケベリア属
春秋型の多肉植物です。
夏と冬は成長が止まり休眠します。
明治時代から日本に来たと言われる歴史のある品種で原産地はメキシコです。
育成をしていくと大きな株になります。
紅葉すると葉の外側が色付いてきます。
毎年花芽を伸ばしてくれるので花も楽しむことができます。
育成の環境について
春秋型の多肉植物共通ですが、できればしっかりと日光を浴びる環境の方が良いです。
一般的に1日に4時間以上浴びると良いと言われています。
多くの多肉植物と同じく、湿気にはあまり強くありません。
耐暑性〇
真夏の直射日光では葉が痛む可能性があります。
ただし比較的暑さに耐えられるので春から外で管理してあれば室内に入れなくても管理可能です。
耐寒性◎
エケベリアは比較的寒さに強い品種です。
できる限り気温がマイナスになる場合は何かしらの対策をおすすめします。
葉が凍ってしまうと融けても細胞がダメになってしまい葉または株自体を傷めてしまいます。
秋から寒さに慣らしておけば室内に入れなくても外で管理は可能です。
ただし軒下で管理したり不織布やシートを用いて寒さ対策をするのがベターです。
害虫対策
カイガラムシ、ハダニ、アブラムシなどに注意が必要です。
気づいたときには、食害を受けているケースが多いですから、先手を打つ方が無難です。
オルトランDXやベニカXファインスプレーなどメジャーな薬での対処が可能です。
※以下の記事で詳しく解説しています。
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水やり・植える土
葉が水分を欲しているとシワシワになります。
わかりにくい場合葉を軽く触って柔らかければたっぷりと水をあげてください。
成長期は月に数回、真夏と真冬はあげても月1度ぐらいです。
定期的な水やりでなく、多肉植物が欲しているタイミングでの水やりをおすすめします。
※水やりについてはこちらの記事を参考にしてください。
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日光と水分のバランスが大切です。
しっかりと日に当てて、水やりは葉が柔らかくなってからで大丈夫です。
成長してくると葉が大きくなる種類なので触った時にわかりやすいです。
土は水はけが良いものを使用しましょう。
通気性、排水性が高くないと根腐れの原因となりやすいためです。
※多肉植物の土についてはこちらの記事を参考にしてください。
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肥料は必須ではありませんが、緩効性肥料の使用で成長を促進できます。
弱った株などには顆粒の緩効性肥料マグァンプKなどを与えましょう。
ただし、秋の成長期に肥料をあまり与えるとうまく紅葉しないことがあるので気を付けましょう。
増やし方
株分け〇
七福神はときより横から子株が成長してきます。
ある程度大きくなってきたら根元でカットすることで独立させて育てることができます。
葉挿し〇
また多くのエケベリアと同じく葉挿しに向いています。
基本的に失敗しにくい品種です。
※葉挿しの方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
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花
4月になると花芽が伸びてきます。
不要な場合は根元からカットすると良いです。
花を楽しむ場合は、株が小さい場合は花芽の重さで茎が痛まないように気を付けましょう。
まとめ
七福神は多肉植物の中でもとても人気があります。
大きなものから子株を増やしたり、葉挿しにして増やすことができます。
花もきれいで楽しめますのでぜひ1株手に入れてみましょう。
ご覧いただきありがとうございました。