皆さんこんにちは。
不要不急の外出をしないようにと言われていますが、なかなか仕事の為に外に出なければならない方も多いと思います。
私もその1人です。
それぞれが気を付けてできる限り行動するしかないですよね。
ちょっと気持ちが沈みがちですが、頑張って毎日を過ごしていきましょう。
気持ちを落ち着かせるのにも植物というのは一躍買ってくれます。
ちょっといつもの記事とは違った話を書いてみたいと思いました。
私は多肉植物をガーデニングのメインとして育てています。
ですが、実際には季節の花、季節の野菜、庭に生えている植物・・・など他にも管理している植物が沢山あります。
その中でもなぜ多肉植物が好きで育てているのでしょうか。
今回は多肉植物の魅力について考えてみたいと思います。
①一年草の花と違って枯れないので長く楽しめる

花は女性ばかりが育てるわけではありません。
花が好きな普通の男もいます。
私は既婚者ですが、妻はあまり花を育てたりということに積極的ではありません。
今年はコロナウイルスの影響もあって買いに行けていないのですが、シーズンごとに毎年プランターや花壇に花を植えています。
実家の花壇も私が勝手に担当しています。
例えば春の花はペチュニア、マリーゴールド、ベゴニア、かすみ草・・・・
夏は日々草、サルビア・・・。
秋は桔梗や菊、コスモス・・・。
冬は寒さに強いバンジーやビオラ・・・。
挙げればきりがありません。
花屋さんや園芸店、ホームセンターなどでその時にきれいだなと思った花を買っているのでいつもこれというわけではありません。
個人的に一番好きな花は日々草です。
暑い夏を生き延びて、うまく育てれば秋も成長して11月ぐらいまで楽しむことができる花です。
こういった花はポットに植えられて販売されています。
大体80円~200円ぐらいのものが相場です。
こういった花たちはきれいですが、基本的に売られているもので多いのが「一年草」です。
一年草・・・、つまりはそのシーズンで枯れてしまうということです。
うまく室内などで管理すれば長く育てれるものもありますし、種を残すことができる品種もあります。
もちろん多年草もありますのであえて購入すれば翌年も育てることができます。
一年草の花は基本的に枯れるまで楽しんだら、次の花に交代といった形になります。
毎年のことになるので仕方ないですが、ちょっと寂しい気持ちになります。
特に好きな日々草が枯れてきた秋も深まった頃は気分的にも上がらない時期です。
多肉植物はきちんと育てることができれば、枯れることはありません。
しかし日本の気候に合っていない品種も流通しています。
高温多湿を嫌う多肉植物もいますし、寒さに弱い品種も多いです。
多肉植物の多くは日光を好み、雨が少なく水はけの良い土壌で育つ原種が多いです。
水はけが悪く雨も多い日本の気候にはあっていないと判断する方が普通です。
それを枯らさないで管理するというのはうまくやっていくしかありません。
そこに多肉植物を育てていく楽しみが隠れています。
一年草の花を楽しむのも良いですが、多肉植物の方が長く工夫しながら育てていく楽しみがあります。
②サボテンと比べてトゲがないから嫌がられない
意外と多いのが多肉植物を見た時に、「トゲはないの?」と聞かれること。
あまり私の周りは多肉植物を知りません。
私が育て始めるまで家族も何それ?といった状況でした。
下手をすると怪しい植物を買ってきて育てていると思われていたのかもしれません。
現在では多肉植物という名称も覚えたようで、かわいいねと言ってもらえています。
そんな多肉植物は、サボテンと一緒に日本に来たという歴史があります。(所説あるようです)
サボテンのバーターで入ってきたこともあり、多肉植物もサボテンのようにトゲがあると勘違いしている方も多いのかもしれません。
メジャーな品種であるベンケイソウ科の植物はほとんどの種類でトゲはありません。
エケベリアの葉の先端が少し爪のようにとがっているのはトゲではないですよね。
サボテンに比べ見た目が花のような形のものも多く初心者でも手に取りやすくかわいいと感じやすいと思います。
以前多肉植物を知らなかった祖母に寄せ植えをプレゼントしました。
見た目もかわいいし、雨ざらしにしなければなかなか枯れない、トゲもないので触っても大丈夫ということで気に入ってもらえました。
今では玄関前にも多肉植物が欲しいということで、プランターに寄せ植えを作って置いてあります。
作る側も楽しんで寄せ植えを作ることができて、見る側も成長を楽しみにできて本当に多肉は魅力があります。
小さなお子さんがいる家庭でもトゲを嫌がるかもしれません。
間違って触ってトゲが刺さって危ないからと近づかなくなってしまうということが日常的に起きているのだと思います。
多肉植物は優しく触れるぐらいなら触っても問題ありませんし、小さなお子さんでもかわいいと思える植物だと思います。
うちの姪っ子も気に入ってくれています。
きちんと世話して育てている植物を小さな子も粗末に扱うことはありません。
むしろ楽しみ方を共有することがとても大切です。
③慣れれば管理のしやすさがわかってくる

最初は育成に関してわからないことが多く、枯らしてしまうこともあるかもしれません。
私も何度も枯らしています。
枯らしたくて枯らす人はまずいません。
試行錯誤してシンプルな育て方を覚えれば毎日しっかりとした世話をしなくても多肉植物自身が成長して状態を保ってくれます。
あまり過保護にならないほうが間違いなく多肉の為です。
植え替え、水やり、害虫対策、手入れ。
多肉の世話でわからないことが度々出てくると思います。
私も最初は全く分からなく本を読んだり、ネットで調べていました。
しかし実際に知りたい情報がすべて出てくるかといえばそうではありません。
肝心なところが書いていなかったり、美談というかただきれいな寄せ植えが乗っているだけのページもあります。
難しく書いてある内容、手間のかかりそうな世話の方法などあまり役に立たないこともあります。
自分で試行錯誤して結局今の方法に行きついたのですが、すべて正解とは思っていません。
私よりも効率よく、簡単な方法を実践されている方もいるかもしれません。
私は日中仕事に行って管理できるのは日が長い時期の朝晩、日曜日ぐらいです。
状態の変化に気づいたときに念入りに時間をかけたいところですが、なかなかそうもいきません。
なのでできる限り簡単な方法を選びやすい傾向にあります。
シンプルで枯らさない方法。
それがベストです。
慣れてくればどんどん楽しくなってきます。
あとがき
今回は私の勝手な雑談でした。
ご覧いただきありがとうございました。
多肉の世話が好きな方で時間をかけることができる方はどんどん世話をしてあげてください。
私も管理しきれないぐらいの量を育てたいですし、レアな品種もたまには仕入れたいと思いますが、なかなかそういった機会もなく現状維持が精いっぱいな時が多いです。
地植え、素焼き鉢、プランターなど植える環境を変えるだけでもやり方は変わりますし、置き場所などでも成長が変わります。
水やりの仕方でも成長が変わりますので本当に奥が深い植物です。
ぜひ楽しく多肉植物をこれからも育てていきましょう。