皆さんこんにちは。
3月も半ばになり朝はまだ寒いですが、日中は暖かい日が増えてきました。
実質3月は冬ではなく春に属していますので、もうすでに寒さの峠を越え多肉植物たちは成長期に向かっています。
多く流通しているベンケイソウ科のエケベリアやセダムなどの品種は、主に春秋型が多いですから今の時期に暇を見つけてお手入れをしてあげましょう。
それでは我が家の多肉植物で冬の間にどうなったか見ていきながらメンテナンスをしてみます。
まずは枯れ葉を取り除く
冬の時期は休眠期であり多肉植物は枯れないように維持をしているだけで精一杯な状態です。
人間も寒い冬の時期は外で活動したくありません。
私がその典型的パターンで寒い日の外で多肉のお世話は本当に億劫です。
多肉植物は冬のタイミングで不要と判断した外葉が枯れてきます。
ういったものを取り除いていきましょう。
取り除く前にまずは状態のチェックをしましょう。

下葉が枯れてしまうのは生理現象です。
多肉植物の葉は内側から出てきますので外側の葉は古く大きくなります。
多肉植物自身が不要となったと判断したら枯れてくるということです。
枯れた葉をそのままにしておくと、水やりなどのタイミングで枯れ葉に水がつき暖かい日が増えるとカビが発生します。
枯れ葉をそのままにしていいことは一切ないです。
気づいた段階で取り除いていれば問題ありません。

手で引っ張れば簡単に取り除くことができますが、完全に付け根まで乾燥していない状態で引っ張ってしまうとうまく茎から葉が取れず傷つけてしまう可能性があるので極力乾燥しているものだけにしましょう。
黒くなって腐っている場合などは逆に早めに取り除きたいのでそういった場合は例外です。

ピンセットで取った方が簡単な場合もあります。
作業がしやすい方で行ってみて下さい。
葉挿しのトレーもチェック

半年ぐらい経つ葉挿しの元葉も同じように濡れてしまうとカビてしまいます。
せっかく育ってきたのに腐ってしまったりカビてしまうのはかわいそうなので取り除きましょう。
手でもピンセットでも構いません。

あっという間にこれだけゴミが出ました。
風で飛んできた葉っぱやゴミも取り除いたのですっきりしました。
あとがき
枯れ葉を取り除くことだけがメインではなくて、成長の具合や腐っていないかなど状態のチェックのひとつとして枯れ葉を取り除くという作業を行います。
後は失敗談ですが、

寒さでやられてしまった星の王子です。
クラッスラは寒さに弱い品種です。
早めに避難させていればこうならずにすんでいたと思います。
春秋型の多肉とひとくくりにしても耐寒性に関しては多少の誤差はありますので、ひとついい勉強になりました。
あまり育てていなかった品種こそ冬越えというのはたくさんの経験になります。
水のやりすぎ、育成場所が悪かった、日光不足、病害虫、寒さ暑さなど枯れてしまう原因はたくさんあります。
知識があれば防げることはたくさんあります。
そういった簡単な育成方法を共有できればと思いますのでぜひ参考になるところは参考にしてください。
私も試行錯誤しながら多肉ライフを楽しんでいます。
完璧に育てるなんてできませんが、楽しくかわいい多肉を身近に置いて置ければいいですね!
ぜひまたお越しください。
この記事を読んでいただきありがとうございました。